木造住宅の耐久性とメンテナンス
- 2022.04.20
愛知県知多郡の「杉本建築」です!
ここでは、リフォームをご検討中の皆様に
お役に立つ情報をお届けしていきます。
さて、住宅における木材の腐朽や、虫による食害は
年数がかなりたっても、まったく発生しないケースもある反面
わずか数年で被害が進行するケースもあります。
同じような住宅であっても
このような違いが出てしまうのは
メンテナンスの「差」にあります。
世界最古の木造建築物である法隆寺のように
現在に残っている日本の寺社建築は
耐朽性のある樹種を使っているほかに
水はけに配慮した建方と、十分な保守管理で
しっかりと今にも存在感を発揮しているわけです。
近年の住宅は、高断熱、高気密化の流れが大きくあって
省エネに貢献しているのが大きなメリットですが
それが、湿気の滞留や結露の発生を助長しているところもあります。
気をつけたいのは、虫害と腐朽。
虫害は、木造住宅にとって配慮するべきポイントです。
初期にはヒラタキクイムシ、10年を過ぎるとシロアリの被害が多くなります。
木部の腐朽は、建築後20年までは、浴室などの水廻りを中心に起こることが多く
20~40年がたつと土台にもみられるようになります。
木造住宅の劣化防止対策では
まず腐朽菌やシロアリの生態を理解して
劣化を起こしやすい部位に注意することが
重要なポイントといえます。
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